どうも!すっかり秋らしくなってきた空気感にキャンプシーズン到来!!とばかり勝手に「キャンプ開幕宣言」を行ったヘベレケとうちゃんです!
宣誓!我々のんべえは、日頃の不摂生を遺憾なく発揮し!テント設営でくたくたになることを誓います!!!
それでもやめられないのだからキャンプって魔物!
さて!前回結構いろいろな方に読んで頂いた「新型ジムニー積載量ホントのところ!ファミリーキャンプはいけますか?」の続編です。
前記事はこちら
chanさんにご要望頂いた、我が家がJB64でファミリーキャンプに行く際、搭載しているキャンプギアをご紹介します。
ジムニ―欲しいけどキャンプ行けるかな…という方々の参考になればうれしいです!
(フライング森に佇む積載済みジムニーとくつろぐおじさん)
前回ご紹介の通り、荷室が壊滅的に狭い新型ジムニーJB64。
ルーフキャリアは前提としても、ファミリーキャンプを実現するためにはギア選びにおいていくつかのポイントがあります。
・ 折り畳み(分解)可能
・ 移動時は収納になる(2Way)
・ 軽量/小型
やはり省スペース実現のため、収納時は小型、現地で組み上げみたいなギアは非常に相性が良いです。
また、収納スペース確保のため、ジムニーでの移動中には収納にもなり、現地では棚として使える、テーブルとして使えるみたいな収納兼ほにゃららみたいなギア選びも非常に有効です。
最後は当然ながら軽量・小型。
重ければ重いほど燃費が悪くなりますし、スピードも出ない笑
これらを踏まえて、我が家がファミリーキャンプに行く際、ジムニーに搭載しているギア達をご紹介していきたいと思います!
① テント
これが無くては始まらない、ファミリーキャンプに欠かせないのがテントです!
我が家のメインテントはデワード社フラッグシップモデル、1991年製アルバトロス!
気になるスペックはこちら。
フルコットン
超大型(520cm x 570cm x 250cm)
超重量級(30kg超・ポール含まず)
進撃のテント(巨人)!
冒頭の「ギア選びポイント」一切無視!!爆
正直、ネットで気に入って即eBayで購入、やってきた実物を見て「コレ、ジムニー、ノル…?」と、夫婦そろってやっちまった感が半端ではなかったのですが、結果としては乗りました笑
そう、ギア選びもキャンプを楽しむためには非常に優先度の高い項目。
一番重要なポイントは、「絶対に妥協したくないギア」を中心にそこは譲らずウキウキを持続させ、優先度の低いギアに関しては可能な限り軽量化するという点です!
特にテントは居住性もさることながらデザインによって好き嫌いが分かれるところですので、自分の好きなものを選択し、軽量化できたらラッキーくらいな感じで考えるといいと思います。笑
② 焚火台
こちらも沼が深くはまりすぎると何を買っていいかわからないほど各メーカーから魅力的な焚火台がわんさか出ています。
我が家で使用している焚火台はこちら!
YOKA「Cooking Fire Pit」!
数ある焚火台からこちらを選んだのは武骨なビジュアルなのに折りたためることに加え、調理に特化しているコンセプトだったこと!
専用袋に入れればほぼ平になるので、この上にテントを置いてずれないように固定し、荷締めしています。
③ チェア&テーブル
続いてはこちらも心休まるキャンプに必須なギア!チェア&テーブルです。
大人用にスノーピークローチェアショートアイボリー(だったと思う…)×2脚、子供用にアルペンアウトドアで買ったオレンジ色の子供用チェアを使用しています。
デザインと座り心地で選びましたが、今夫婦の間で次なる聖域なき改革案(小泉)としてメスを入れようと思っているのがまさにここです。
というのも、このスノピ2脚を入れるだけでリア荷室はほぼ満杯になります。
このスペースを空けることができればこれから冬に向けて武井ストーブが入れられる!と目論んでおり、鼻息は荒いです。
ただ、人気のヘリノックスを試してみたところ少し体重をかけただけで後ろにすっころんだので、お酒大好きなヘベレケのこと、酔って焚火中にバランスを崩し焚火台に突っ込んだ挙句焼死という最悪のストーリーが瞬時に想定されたため、諦めました。笑
カーミットチェアもいいなぁと思いますが高い…。。
という事で恐らく次の大物購入はチェアになる見通しです笑
そしてテーブルですが、これはもろに冒頭の選定ポイント、「移動中は収納になる」を満たす仕様です。
昔、目黒のリサイクルショップで購入した古き良きな農場の集荷箱の上に、家用テーブルをDIYしたときに出た端材のOSB合板を載せただけの代物です笑
この日はここに子供用チェア、DODのビッグワンポールテント用グランドシート、テント内に敷くラグと持参した炭を収納し、最終的に後ほど説明する寝袋を載せて荷締めしました。
アルバトロスの中を区分けできるカーテンや、オプション収納、追加パーツや、冬場のホットカーペット等ファブリックを収納することも多いです。
こちらもルーフキャリアに乗せています。
OSB合板に関してもルーフキャリア、焚火台の下に入れています。
④ コンテナ
これはまぁ、みなさんご存知、様々なメーカーから出ている、いわゆる「よく見るやつ」ですね笑
我が家は無印の物を2つ使用しており、ご多分に漏れず移動時はコンテナ、設営後は蓋をひっくり返して板を設置しテーブルとして使っています。
こちらの中は嫁レケ管轄なのであまり把握していないのですが爆
着替え、食器、調理器具、卓上ランプ系等細かいものが入っています。
定位置はルーフキャリアの後方で、③の木箱を挟み込み、荷締めしています。
同じサイズのコンテナで挟むことで木箱も固定でき、安定感が増します。
⑤ ランタン
こちらもキャンプを楽しむためには非常に重要なギアの一つですね!
実は我が家では既に結構変遷したギアの一つで、LEDランタンを使ってみたり、義じレケ(嫁レケとうちゃん=薪ストーブinログハウス在住アウトドアの達人)からもらったお下がりの由緒正しきCOLEMAN LEDランタンなどを使ってみたりしたのですが、早々に気付いてしまったことがあります。
「キャリーザサンで良くね??」
キャリーザサンは折りたたみ且つ太陽光充電が可能な小型照明で、結構侮れない照明力を持っています。
メインとすることは難しいので、我が家はこちらを3つ使用し補助照明として活用しています。
そしてメインランタンはTilley X246B!!
気になる方はこちらもどうぞ
長らく我が家のランタン問題を未解決としたその最大の理由、それが「メイン燃料を何にするか」。
これ、意外と収納にも大切なポイントで、ホワイトガソリン、ガス、灯油等様々ある燃料を選択しできる限り共通化することで一つの燃料だけを持てばよいというメリットが出ます。
こちらも義じレケ(嫁レケのとうちゃん、非常に広大な倉庫から大抵のアウトドア用品が四次元ポケットのように出てくる)から今は廃盤となっている武井バーナーBR-201を譲り受けたことで、無事にメイン燃料が灯油に決まったため、Tilley X246Bをメインランタンにお迎えしました。
正直、こちらも冒頭の条件度外視ギアです。
現在LED照明も非常に進化しており小型且つ明るい製品はたくさんあると思いますので、小型化は可能だと思います。
ただ、火のゆらめきとか、温かみとか、キャンプの醍醐味ともいえる時間を過ごすのに、ヘベレケの中では外せないギアとなっています。
⑥ 寝具
快適な睡眠に欠かせない寝具!
我が家で使用している寝袋はスノーピークエントリーSSにSSシングルを買い足した3寝袋です!
収納時はクッションみたいになってくれるので車の中でもさほど圧迫感が出ないところがポイントですが、春~秋用なので冬場は寒い!
とはいえ、我が家は真冬のほったらかしキャンプ場でホットカーペットとこちらのコンビで使用しましたが、全く問題ありませんでした。
ホットカーペット最強説ここにあり!!笑
…停電したら死ぬかもしれませんが…恐
そして忘れてはならないインフレータブルマット。
ここは結構スペースのために妥協しているポイントかもしれません。
折り畳み時は手の平サイズに収まるインフレータブルマットbedee!
今見てみたらAmazon在庫無しになってますね(;^ω^)
全くもって悪くないのですが、やはり連泊したりすると嫁レケ曰く「体がギシギシ」らしいです笑
スペースさえあればエアベッドでふかふか!!みたいなのも憧れるのですが、そこはジムニーキャンプ。
優先度的に高くないので今のところは今後もこちらを使う予定です。
⑦ キャンプラック
つい最近自作したキャンプラックです。
ホームセンターで切断してもらった木をねじ止めしただけの足に、同じく良いサイズに切断してもらった板をはめ込むだけの非常に簡単なキャンプラックです。
天板×2枚はルーフキャリア前方テーブル用OSB合板の下に収納しています。
足部分×2はルーフキャリア後方部分(コンテナ×2+木箱)と前方部分(上からテント、焚火台、OSB合板、天板×2)の間で挟み込むように圧力をかけて収納しています。
コンテナと木箱の奥行が異なるため、ここにも非常にありがたい収納スペースが生まれます。
我が家では余った薪など、外において良いものをこのスペースに入れています。
⑧ その他
その他の割とサイズが大きいものという観点で言うと、ポータブル電源のPowerArq2。
電源なので車内、リアシートの脇にあるタイヤの上と思われるスペースにシンデレラフィットするのでこちらに。
あとはソーダストリーマー。コンテナ収納です。
こんなところでしょうか!
続いて、恐らく、他のキャンパーさんたちと比較して我が家で実現できていないであろう部分も併せてご紹介しておきます。
1) キッチン
キャンプに当たり快適なキッチンを重要視される方は非常に多くおられると思うのですが、残念ながら我が家で焼いたり・煮たり・沸かしたりという類の調理器具は2つしかありません。それは、焚火台とイワタニ・ジュニアコンパクトバーナーです。
ジュニアコンパクトバーナーは⑦キャンプラック写真上部真ん中にガス缶と接続した状態で写っているもので、超絶コンパクトです。
但し極小サイズ故に鍋とか重量のあるものは向かないですし、バランスも結構難しい。
ですので、我が家のキャンプではメインの調理をする際に焚火・炭火が必須になります。
もちろん調理に特化した焚火台のCooking Fire Pitですので、台の差し位置が3段階に分けられるようになっており、火の調整がやりやすかったり、台の下でピザを焼く(輻射熱)などのテクニックも紹介されていますし、我が家では焚火も大好きなので問題ないのですが、調理時間は短く済ませたいといった方にはかなりマイナスポイントになりうるかもしれません。
2) クーラーボックス
こちらも今のところ多少我慢しているポイント、クーラーボックスです。
シアトルスポーツのソフトクーラーです。
サンドカラーでなかなかかわいいデザインなので我が家のサイト雰囲気ともマッチしているものの、やはり気になるのはその冷却力。
6月にお台場海浜庭園へ行った際、朝に氷を調達し、夜になってハイボールを飲むか、と手を伸ばすとそこにあったのはまごう事なき「水」でした。
暑い時期だったとはいえ夜まで氷が持たないのはちょっと厳しい。
涼しくなってきたので暫くは棚上げで今の物を使うと思いますが、今後もしかしたら変更を検討するかもしれません。
以上ですっ!!
chanさん、他に何か気になる点などあればまたコメントもらえれば!
結論になりますが、どんな理由があれ「ジムニーが好き」、そして「キャンプが好き」という気持ちと最低限の優先順序付けさえできれば、ジムニーでファミリーキャンプは十分可能です。
我が家もまだ子が小さい(6歳&2歳)からこそ実現できているという向きもありますが、今後も何とかやりくりしながらジムニーでファミリーキャンプを楽しみたいと思います。
新型ジムニーJB64をご検討の方へ、少しでも参考になればうれしいです。
では、今夜もベロベロでおやすみなさい。。