【朗報】 春の奇跡~復活のSV-201、不死鳥編~

ヘベレケとうちゃん

2020年03月31日 20:52

どうも!コロナ自粛でへべ子・ヘベ美のフラストレーションも限界突破、姉妹喧嘩の仲裁に嫁レケがバーサーカーモード!なヘベレケとうちゃんです!




その日、へべれけはいつもどおり上機嫌でハイボールを煽っていた。。

視線の先には、へべれけなりに八方手をつくした結果、




インテリアと化したビンテージ武井バーナー




自ら磨き上げ復活した真鍮製のボディー、タンクの曲線美、バーナー部の男前極まる構造美、そして予熱バーナーは全ての男心を射抜くピストル型…時を経た名品ならではのくすみや汚れも義じレケからの贈り物と思える、そう、もはや









味わい深い逸品に思わずため息…そしてそのため息ごと飲み込むようにハイボールをもう一杯。。

仄かに感じられるハードボイルドな雰囲気で充満された部屋、薄暗い雰囲気の中、月灯に照らされ輝くSV-201。

静寂…ここにはハイボールとSV-201、そしてヘベレケ…それ以外に何もいらない…






「ここだよ」





…ん?

何かが聞こえたような気がしてふと顔をあげ、耳を澄ます。

再び訪れる静寂、やはり気のせいかと思い直しハイボールに手を伸ばしたその刹那






「ここにいるよ」





やはり聞こえる微かな声…世界でヘベレケだけに向けられたその声の主を探して部屋の中を見回す…





「僕はここだよ」





再び見つめ直すSV-201…






「僕を押してよ、もう一度…」







ポ、ポンピングバー!?






おっといけない、少々飲みすぎたみたいだ…あるいは、俺は夢を見ているのか?

いや、いっそ夢でもいい。夢ならばきっと、思い通りにポンピングができ、自らの炎で鮮やかに照らされるSV-201…まさに夢に見た光景だ…

騙されて元々、ニヒルにほほえみながら酔も手伝って誰に促されるでもなくヘベレケの手はSV-201へ…

手応え無重力の感触はつい先程の事であるかのように実感を持って思い出される。

自らの意志、あるいは前回のまま、判断はつかないが既に伸び切った状態のポンピングバーを期待も無く一息に押し込む。

変わらない、かっこーんという響きが多少の緊張感で溢れた部屋の中に…









…ん?







あれ?1プッシュ、2プッシュ、こ、この感覚は…!!!!







まさに空気入れのそれ






えー!!!嘘ー!!!!前半のハードボイルド感が吹き飛ぶー!!!!!

震える手、荒ぶる吐息、プッシュの度に高まる鼓動はまさに初恋のそれ!!急激に週刊漫画サンデーから月刊りぼんへ!!

脳内お花畑のなか、押す、押す、押忍ー!!!!!

強くなる押し戻しの感触!これはヤバい!!!



そしてやってくる世紀の瞬間、前回圧倒的な無に終わった予熱バーナーの栓を開ける時…息を飲んだその瞬間、聞こえてきたのは






シューという噴射音






キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!




感情のままに家を飛び出し再びひねる予熱バーナーの栓、吹き出す灯油にチャッカマンの火を当てると、着火!!!!!!!

逸る気持ちを抑えつつ、永遠に感じられた予熱時間を耐えに耐え、焦りからタイマーもなく体内時計で図った4分を経て、いよいよ火入れとして一息にバーナーの調節バーをONの方向へ!!!

そして結果、






見事大炎上






注) 武井バーナーは予熱バーナーで十分に温めないと灯油が霧化せず、炎上します。


いや~、完全に浮かれていて予熱時間が全然不十分だったのか、危うく武井バーナーを手に入れて





火災で家を失うところでした





という訳で初回の写真はありません爆!

そして雨&コロナで泣く泣くフラワーパーク再訪を断念した先週末、再度点火式を執り行いました!











今回もドキドキしながら作業したのでタイマー忘れましたが、時計を見つつ4分程我慢…プレヒートします。

そして、ついにこの瞬間!








青い炎!!










折角なのでマシュマロを焼きました。

そしてSV-201が語りかけてくれたのも助言やコメントを下さった皆様のおかげ!!本当にありがとうございます!


ストーブとして使用したいのでいよいよストーブキットの購入に踏み切ろうと思います笑


では、今夜もベロベロでおやすみなさい。。


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